最近は勝手口を不要とする人をTwitter上でのつぶやきでみかけることがチラホラ。
実際どれくらいの方が勝手口を注文住宅の時につけたのかアンケートを実施してみました。結果約78.7%の方が「つけなかったがつけなくてよかった」という回答に。予想はしていましたが、やはり最近はつけない方が多いのですね!意外にも「つけたがつけてよかった」も14.9%。
結果的に後悔がない選択をしたのは93.6%になります!皆さんきちんと考えてた上で選択されていることがわかります。

皆さん、アンケートの協力ありがとうございました!
この記事が役に立つ方
- 注文住宅で勝手口をつけるかつけないかを迷っている方
- 勝手口をつけるメリットとデメリットを知りたい方
- 勝手口をつけた場合の注意点を知りたい方
- 勝手口を有効活用できる間取りを知りたい方
勝手口のメリット
まるもも宅は毎日勝手口を使っています。今では生活に欠かせないものに。さて、どんなふうに使っているのでしょうか?
一般的な勝手口のメリットとまるもも宅の運用方法とともに紹介していきましょう!



最近は勝手口をつけない人が多いけど土地の形や生活動線によってはとても優れものだからつけるか迷っている人はぜひ読んでみてね!
キッチンから直接外に出入りができるので、ごみ捨てが楽
勝手口は、キッチンやパントリー、洗面所などに近い位置に設置されるケース多いです。食料品の買い物やゴミ出し、外への物干しなど毎日の生活の行動の中の一つ。この動線が便利だと家事もスムーズになります。



具体的にうちの間取りはこんな感じで運用してるよ!下の図を見てみてね!


キッチンで出たゴミや生活のゴミを大きなゴミ袋にまとめて勝手口の外に集積ボックスを置いて、収集日までためておくことができます。屋外に集積することにより室内は衛生的な環境に。





勝手口の外には明るいセンサーライトもつけて、夜でも扉から数歩で明るくゴミ出しできるわ!ゴミ出しの前日にまとめておくとお寝坊しても安心ね(笑)


生活動線のバリエーションが増える
外に通じる出入り口が玄関一つだけでなく動線のバリエーションが増えます。
例えば、まるもも宅は駐車場の近くに勝手口を作りました。車で食料品買い出しをよくします。
①玄関まで回り込んで重たい荷物をもって往復する手間がありません。雨が降っている日も、雨に濡れずにに出入りしています。


②朝ぽんぱぱの通勤時間帯など人が玄関にいる時は、こりんままは勝手口から犬の散歩に行くことができます。朝の慌ただしい時間帯の混雑をさけてゆっくりそれぞれの身支度をすることができます。
③玄関先で義母とぽんぱぱが話し込んでいても、外から帰宅したこりんままは邪魔せずに勝手口から入ることもできます。生活動線のバリエーションが増えるのって状況に応じた判断ができてとても便利です。



ももちゃんの朝の散歩もとてもスムーズに行けるよ!帰宅したら排泄物も家に入れないでゴミ集積所に捨ててから家に入れるから衛生的だよね!


採光・換気に役立つ
勝手口のドアに明かり採りの窓があるタイプの商品にしたまるもも家。自然光が入り明るくなりました。
ドアにもさまざまな形状があり、窓に網戸がついて開閉できるものを採用しました。
網戸もついた、窓を開けたり勝手口を開けたりして、常に換気ができるタイプです。



調理中にフライパンで料理を焦がしてしまったり、匂いの強い料理を作った時は換気扇だけだと時間かかるから助かってるわ。匂いの強い洗剤や塩素を使うときも大助かりね!
勝手口のデメリット
次に、勝手口のよく言われている一般的なデメリットを紹介します。
冬場に寒くなりやすい
勝手口が無いことに比較すると、断熱性や気密性はどうしても落ちてしまいます。
間取りによっては、例えば北向きや高いフェンスの内側に勝手口があれば採光もあまり期待できず、特に冬は寒く感じることになるかもしれません。
でも、最近では断熱性が高い樹脂サッシトリプルガラスの勝手口も発売されているので、断熱や気密を確保したいけど勝手口をつけたい方は検討してみましょう。


防犯面が不安
勝手口を設置することにより出入り口が一か所増えるので、防犯面での注意が必要です。
しかも、勝手口は表通りから見えにくい場所にあることが多いので、より注意が必要です。
まるもも家では、通りから見えやすい位置に勝手口を設置しています。また、まるもも宅は勝手口までの駐車場に砂利を敷いて防犯対策をしています。
光の強いセンサーライトもつけました。


費用がかかる
一般的には壁のままや窓をつけるよりも、勝手口をつけるほうが費用が高くなります。
ドアだけでなく、内土間や勝手口の出口のステップを作る外構工事が必要になるためです。
また、断熱気密に劣ることや、勝手口を開閉する際に、冬場は寒い(夏場は暑い)外気を取り込むため、冷暖房費にも影響してきます。
番外編 コロナ対策
2022年11月、ぽんパパがコロナに感染した時、勝手口からこりんままが出入りし、動線を分けて過ごしました。勝手口をつけることによって玄関と勝手口の二つの動線を作ることで、お互いストレスなく過ごし、家庭内感染を防ぐことができました。



俺がコロナにかかったのは仕方ないとしても、家庭内感染は何としても防ぎたかったんだよね!HULUを見て療養期間過ごしたよ!
隔離生活をしてみないとわからない・・・今回、家族がコロナになって、イメージを膨らませての間取りつくりは大成功と改めてわかりました!!
コロナ感染の間取りの工夫はこちらのブログへ↓
勝手口をつける際の注意点 必ず内土間を採用しよう!!
勝手口をつける際は、必ず内土間を採用しましょう。
1枚目写真がまるもも家の勝手口・・・内土間あり。


2枚目の写真がぽんぱぱの実家の勝手口・・・内土間なし。


内土間をつけていないと、勝手口の外に履物を置くことになるため、冬場は外で寒い中冷え切った靴を履くことになります。
一方、内土間をつけておくと、暖かい家の中で靴を履いてから外に出ることができます。



実家時代、冷えてカチカチになったサンダルを履くのはつらかったな~。寒い冬場は勝手口を使いたく無かったね。
まとめ
勝手口は間取りと照らし合わせて使い勝手も考えたものであれば大変便利な設備です。
これから間取りを考える場合は、メリットやデメリットをよく知ったうえで慎重に検討することが大切です。
メリットのほうが大きいと感じて勝手口を設置したい場合は、断熱気密の対策や防犯対策もあわせて考えてみてもいいのかもしれませんね。





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ももちゃんの家は勝手口を採用して大正解だったよ!みんなどんな風に勝手口を使いたいかイメージしてから間取りに落とし込んでいってね!