家庭菜園で、玉ねぎを収穫後どのように保管すれば長持ちするか知っていますか?わが家は新居から家庭菜園をはじめて3回目の収穫を終えました。
本記事では、玉ねぎを腐らせずに美味しく長持ちさせるための乾燥方法や保存方法を分かりやすく解説しています。

実体験からたまねぎネットで吊るすコツや冷蔵、冷凍庫での保存方法などまとめました。



収穫できた玉ねぎをムダにせず、美味しく楽しみたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事が役立つ方
・玉ねぎを家庭菜園で収穫後、保存方法を知りたい方
・玉ねぎを家庭菜園で育てるか迷われている方
・玉ねぎを家庭菜園で楽しみたい方
玉ねぎ収穫後の正しい保存方法5選


玉ねぎ収穫後の正しい保存方法5選を紹介します。
それでは、それぞれの我が家の実例を写真見ながら方法を詳しく見ていきましょう!
①ネットに入れて吊るす
・ネットに入れて吊るす
・新聞紙で包んで常温保存
・冷蔵保存で長持ちさせる
・冷凍保存で使いやすく
一番オーソドックスで効果的な保存方法が「ネットに入れて吊るす」方法です。



ネットは楽天などで気軽に買える玉ねぎネットでOK。


通気性が抜群で、湿気もこもらずカビにくいです。
5〜10個ずつくらいをネットに入れて、軒下に吊るしておきました。


このとき、玉ねぎ同士が強くこすれないように注意しましょう。



見た目も本格的で、テンションも上がったよ!
ももちゃんは犬だから食べられないけどね(笑)!
②新聞紙で包んで常温保存


ネットがない場合は、新聞紙で一玉ずつ包んで常温保存するのもいいでしょう。



この方法は室内での保存や少量だけ保存したいときに向いています。
新聞紙は湿気を吸ってくれるし、外気との温度差を和らげてくれるので、玉ねぎが傷みにくいです。
包んだら段ボールに入れて、フタを少しだけ開けて保管するといいでしょう。



注意点は梅雨や夏場などはカビやすいので、定期的にチェックすることを忘れずに!
③冷蔵保存で長持ちさせる


玉ねぎは基本的に常温保存向きですが、どうしても長持ちさせたい場合は冷蔵保存も可能です。
乾燥させたあと、皮がしっかりしていて水気がない状態なら、新聞紙やキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れて野菜室へ。



2〜3週間くらいはもつよ
ただし、冷蔵保存は湿度が高くなりやすいので、袋の口をゆるめにして空気がこもらないようにしましょう。
また、冷蔵庫に入れると辛味が少し増すのでサラダなどに使うときは注意しましょう!
④冷凍保存で使いやすく


カットした玉ねぎは冷凍保存がめちゃくちゃ便利です。



炒め物やスープなど、火を通す料理なら解凍せずにそのまま使っています。
みじん切り、薄切り、くし切りなど、用途に応じて切ってからラップで小分けし、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ入れておくと便利です。



生食には向かずシャキシャキ感がなくなるけど使いたい時にすぐ使えるのが魅力ですね!
玉ねぎ収穫後に失敗しがちな注意点4つ


玉ねぎを収穫後失敗しがちな注意点をしておくことで、大きなミスを防げます
ここでは注意点4つを紹介します。
・湿気のある場所で保管する
・乾燥が不十分なまま保存する
・強い直射日光に当てすぎる
・病気の玉ねぎを一緒に保管する



やってしまいがちなミスのため1つずつ確認していきましょう〜!
①湿気のある場所で保管する


一番多い失敗は、「湿気の多い場所で保管してしまう」ことです。
たとえばキッチンの床下収納や押し入れ、洗面所の近くなどは湿気がこもりやすです。
こういった場所に置くと、玉ねぎの表面にカビが繁殖したり腐ることもあります。



せっかく育てたからには腐らせないようにね!



なるべく「風通しがよくて湿気がこもらない」、「日の当たらない場所」を選びましょう。
②乾燥が不十分なまま保存する
収穫してすぐ保存してしまうのも、NGです。
わが家は深い軒下のタイルデッキに置いてしっかり乾燥させました。


乾燥をしっかりさせることで保存中にカビや腐敗を防ぎます。



外皮がパリッとするまで乾燥させよう!



乾燥期間は最低でも7〜10日間はとりましょう。しっかり乾かしてから保存袋に入れています。
③強い直射日光に当てすぎる


玉ねぎを乾かすときの注意点は、たくさん日光に当てすぎることです。
「乾かすなら日光に長時間当てた方がいいのでは?」って思うかもしれませんね。



実は傷みやすくなったり、急激に水分が飛んでひび割れたりすることもあります。
強い直射日光に長時間当てるのは、玉ねぎの負担になっています。



干すなら「日陰の風通しが良い場所」がベストです。





わが家は軒下の日が遮られるタイルデッキで乾燥させています1
④病気の玉ねぎを一緒に保管する
収穫時に一部が傷んでいたり、病気が疑われる玉ねぎを一緒に保管しないようにしましょう。



「ちょっと傷んでるだけだから、まぁいっか」と思わず、しっかり仕分けしましょう!
そこから他の玉ねぎに病気が広がってしまうこともあります。



早く痛みそうなものは保管しないで、早めに食べておきましょう!
家庭菜園初心者向け!玉ねぎ収穫後のQ&A


家庭菜園初心者向け!玉ねぎ収穫後のQ&Aを以下のようにまとめました。
・どのくらい乾燥させればいいの?
・吊るし方のコツはある?
・雨が続いたらどうする?
・保存期間の目安はどのくらい?



玉ねぎ収穫後注意することを守れば保管方法で長持ちするから知識を入れておこう!
①どのくらい乾燥させればいいの?


玉ねぎの乾燥期間は、目安として「7〜10日」が一般的です。
ただし、湿度や気温によって前後するので、見た目と手触りで確認することが大切です。
外皮がパリッとしていて、葉の部分がしなびてカサカサになっていれば乾燥完了!



ふにゃっとしてたり、内側がジメジメしてる感じが残っていたら、もう少し乾かしましょう。
②吊るし方のコツはある?
吊るして保存する場合は「吊るす場所」がポイントになります。
5〜10玉程度を1つの束にして、風通しの良い場所に吊るしてください。



わが家は軒下に吊るしていますが、ネットに入れてS字フックなどでベランダに吊るすのもいいでしょう。
③雨が続いたらどうする?


雨が続くと、屋外で乾燥させていた玉ねぎが湿ってしまうこともあります。
そんなときは、迷わず室内で保管がおすすめです。



わが家は涼しい玄関に置いています。


風通しの良い部屋や玄関など室内で湿気がこもりにくい場所に置くといいでしょう。
扇風機やサーキュレーターを使って風をあてると乾燥しやすくなります。





うっかりビニル袋に入れると湿気がこもるので入れないようにしましょう。
④保存期間の目安はどのくらい?


常温でも2〜3ヶ月、冷蔵で1ヶ月、冷凍なら3〜4ヶ月が目安といわれています。



保存状態にもよりますがわが家は常温で4ヶ月以上毎年もっていますよ!
ただし、保存方法によって持ちが大きく変わるので、使い方に合わせて保存スタイルを選びましょう。


長期保存したいときは、しっかり乾燥させた玉ねぎをネットを吊るすと美味しく食べられます。
サラダなど使用しない場合は冷凍保存もおすすめです。
玉ねぎ収穫後に美味しく食べるための工夫


玉ねぎ収穫後に美味しく食べるための工夫を紹介します。
・甘みを引き出す調理方法
・保存食としてのアレンジは?
・旬を活かしたレシピアイデア



せっかく育てた玉ねぎ、美味しく食べると日常が豊かになりますよ!
①甘みを引き出す調理方法


玉ねぎっては火を通すことで驚くほど甘くなります。
おすすめなのは「じっくり炒める」方法です。
薄切りにして、焦がさないように弱火で20分ほど炒めるといいでしょう。



わがやは炒めるのが手間なときはホットクックでカレーやコンソメスープを作っています。


またグリルで丸ごと焼いたり、スープにまるごと入れると、ジューシーで玉ねぎ本来の味が楽しめます。


②保存食としてのアレンジは?


玉ねぎは大量にできるため、保存食もおすすめです。
わが家は毎年200本の苗を植えているのでたくさん収穫しています。
例えば、「玉ねぎの酢漬け」やみ玉ねぎ味噌はカンタンで美味しい常備菜になるでしょう。



僕は食べきれないので職場にもっていって喜んでもらっています!
たくさん採れたときは、ぜひこうしたアレンジで楽しく使い切ってくださいね!
③旬を活かしたレシピアイデア
収穫した玉ねぎはサラダや天ぷらとして食べています。


新鮮な玉ねぎはシンプルにポン酢+かつお節だけでも絶品です。
夏なら冷製パスタの具材にもしています。
秋冬の保存玉ねぎは、煮込み料理やグラタン、ホイル焼きもおすすめです。



季節ごとにさまざまな玉ねぎ料理を楽しんでくださいね!
まとめ 玉ねぎ収穫後の保存方法で長持ちする!


玉ねぎの収穫後は、ちょっとした処理や保存の工夫で、美味しさと鮮度をグッと長持ちさせることができます。



とくに乾燥と保管場所の選び方は、保存の成功を大きく左右する重要ポイントです。
「自分で育てた玉ねぎをムダにせず、最後まで美味しく食べ切りたい!」という方ぜひ参考にしてくださいね!
わが家は毎年200本玉ねぎを植えて収穫しています。
保存期間が長く家庭菜園を楽しむためには玉ねぎは欠かせない野菜となっています!



わが家は外構周りも家庭菜園の作業しやすいように工夫しました!



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