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施主力はチームワーク?注文住宅の計画から建つまで私たちがしてよかったこと

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2022年12月、私達はサンヨーホームズで家を建ててもうすぐ1年になります。
たくさん考えて予算に合うように自分達のやりたい事を詰め込んだ家。
大変満足しています。
1年が経った今…家を建てる時にして住宅会社さんとのやりとりでしてよかった事(あくまで個人の意見です)をまとめました。

お金を支払っているからといって相手に提案等丸投げするのではなく、チームの一員となって一緒に協力して家を作っていく姿勢を忘れない事。

この姿勢が結果的に大きなミスなく気持ちがよく家が建ったのではないかと個人的には思っています。私たちが実際に気にして、おこなったことをまとめてまとめてみました。この方法で必ずしも家つくりが成功するとは限りませんが、これから家づくりをする方の参考になれば嬉しいです!

この記事が役に立つ方

  • 新築を建てるにあたっての施主の力って(略して施主力)っていったい何だろうと深掘って考えてみたい方
  • どうしたらミスの少ない家が建つ確率が上がる方法を知りたい方
  • どうしたら住宅会社さんに上手く自分のこだわりポイントを伝えることができるのかを知りたい方
  • せっかくの機会なので、注文住宅の計画から家が建つまでを楽しみたい方
  • 施主と住宅会社さんとの関係を良好な関係で気持ちよく家を建てたい方
目次

新築を建てるにあたっての施主の力を改めて考えてみたきっかけ

このツイートがきっかけで施主として1年前の自分たちがしたことっていったい何だろう、施主力って何だろう、と改めて考えてみました。

住宅会社決定~打合せ段階での施主の役割(施主力)

大前提~きちんとした住宅会社を選ぶこと

まず大前提として、ある程度きっちり住宅会社さんを選定していれば、施主があまり何も考えなくてもきちんとした家は建つのかなと思います。選択する時点で不安があるのなら、その会社や担当者は選ばない方が賢明かもしれません。こりんままの実家は工務店とトラブルがあってすごく揉めた経験があります。その経験から住宅会社選定には慎重に選択しました。

きちんとした家が建ったこと、人によってはただ運が良かっただけじゃないか?と思うかもしれませんが、たくさんの方とお話し自分の目で見て住宅会社を決めてそれを信じて突き進んだ結果なのかなとと思います。

住宅会社さんの流れ通りに従えばある程度きちんとした家は建つけれど、施主が協力することでよりいい家が建つ可能性が上がってくるよ!というお話を今からしたいと思います。

自分がこだわりたい部分についてはわかりやすい資料をそろえること

注文住宅において、施主はお金を支払う立場なので、意向に沿ったきちんとした家を建ててもらう権利が発生します。

一方、住宅会社さんは住宅のプロとして、施主の希望を聞き取った上、意向に沿った・時には意向を上回った提案をして、きちんとした家を建てることが仕事になります。

このお仕事をきちんとこなそうとしている住宅会社さんであることが今回の話の前提条件になります。ご理解ください。

住宅会社さんも聞き取りなど打合せで努力はされていますが、施主が希望していることを100%イメージできるわけではありません。住宅会社にいかに的確に自分の要望をわかりやすく伝える事は、施主側の努力にかかっている部分だと思います。

分かりやすい話し方をしたり写真を見せて具体例を出す。すごく重要です!

私たちの場合は「明るく緑に包まれているような広いLDKの空間」にしたい。口頭でそう伝えました。

ぽんぱぱ

でもこれって、人によってイメージすることって様々だよね!緑色の壁紙にして植物を置いたらそう感じる人もいるし、壁紙は真っ白でも家具やカーテンを自然を意識したものにしたらそう感じる人もいるよね!

みなさんこれってどんなものかわかりますか??確かに経験値があればこんな感じかなあとイメージはできるけど具体的にどんなものを相手が求めているか、100%イメージすることは大変難しいことです。

こりんまま

打合せ初期は私達自身もイメージが固まらなかったわ。
サンゲツのショールームに行って、壁紙の張った実例を見たりしてイメージを膨らせました。そして気に入ったイメージの写真をチームの皆さん(設計士さん、ICさん達)に見せました!

サンゲツのカタログで気に入ったイメージ

すると不思議なもので、今回の間取りならこんなことできますよ!と過去の事例の写真など見せてくださって、お値段も含めて説明してもらうことができました。話も弾み話しをやすくなりました。事前の予習は大切です。

こりんまま

下がり天井とライトは好きだけど、下がり天井にくっついている壁の部分があると部屋が狭く見えるからこういうはできたら避けたい手元が隠れる対面キッチンは人気だけど、賃貸で使っていて掃除がしにくかったから避けたい。すっきり広々とした空間にしたいから、家具も最低限で、吊戸棚も必要ない気がしてます。

ICさん

アイランドキッチンは手元は見えるデメリットはありますが、空間を広々とすっきり見えるメリットがあります。それでいいのであればペニンシュラキッチンはどうでしょうか?


こんな感じで資料を見せながら具体的にやりたいことを形にするお手伝いをしてもらいました。

結果このような形になりました。

お気に入りのLDK

考え方によってはお金を支払う側がなぜそこまでしないといけないのか?といわれる意見もあるかと思いますが、

もちろん提案もしてもらいましたがそれも悪くなかったけど、それ以上に自分の好きなものを探して形にしたいのでそうしました。

自分がせっかくの注文住宅だから必ずこうしたい!と思う部分についてはたくさん情報を集めて勉強をして相手に伝わるように努力しました。

ここまでしなくてもそのまま提案に従っていればそれなりに物が仕上がってくるととも思いますけどね!面倒な人はそれはそれで済む話です。

決められて期日までに仕様を決める

施主としては、ゆっくり何回も打合せをして、時間をかけて仕様を決めていきたいという思いは当然あります。一方、国からの補助金等の制度の恩恵を受けたい場合は、制度のスケジュールに合わせて行動する必要があります。

うちはZEH+の補助金をもらうため、住宅会社さんが募集開始日に合わせたスケジュールを組んでくれました。間取りや窓の数など、確定しなければいけないことを確認して、その部分については早めに打ち合わせを進めました。

ぽんぱぱ

住宅会社から、補助金をもらうためにはこの部分はこの期日までの確定しましょう!!と何回も言われてたよな~。ゆっくり考えて決めさせてほしい気持ちはもちろんあったけど、早い者勝ちの補助金なら、決めることきめて早めに書類を提出しないとね!!

こりんまま

早めに決めなければならないぶん、打合せ回数はたくさん設けてもらったんだよね。急がされて十分な打ち合わせが出来なかった、ということは無かったよね。

私たちの応募した2021年度ZEH補助金の第二次応募は、応募開始から2日間で定員オーバーで締め切りになりました。でも、早め早めですべてを決めておいて、応募開始日にきちんと書類を提出できていたおかげで、無事補助金をゲットすることが出来ました。

工事着工~完成までの施主の役割(施主力)

工事がはじまったらできる限り現地を見に行く

まるもも夫婦は工事がはじまったら極力現地に足を運びました。

毎日のように現場を見に行ってもいいですか?と確認をとってから、契約をしました!

幸い私たちが契約したサンヨーホームズさんは、毎日でも見学してください!とのことでした。

住宅会社さんによっては事故につながる危険性もあるため、決まった日のみしか見学できないそもそも見学不可とされいる会社さんもあるようです。

忙しくって現場なんてみてられないわ!という方は見なくても信頼できそうな会社さんを根気よく探すことをおすすめしますしまった!失敗したなと思ったら長いお付き合いですので、傷口が浅いうちに早めに違う会社で検討し直すことも考える必要があると思います。

私達の場合は、毎日見学して家が出来上がる過程を見ることも含めて、素敵な思い出になりました。

図面や仕様をみて気になったことはすぐに確認

専業主婦のこりんままは毎日のように現場に足を運びました。ぽんぱぱも可能な限り朝通勤途中に現場に立ち寄り(大工さんが現場に来られてない日もあったけど)、土曜の休みの日には必ず現場に行きました。

大工さんと今日はどんな作業をされてますか、といった話をしながら、現場で気になったことは話を聞いたり図面を見直したりと、すぐに確認しました。

特に間違ってほしくない部分(こだわりたかった部分)についてはしっかり確認しました。また商品が届いて荷物が置いてあるものについては色や仕様が間違っていないかどうか作業が始まる前までに確認しました。

確認した結果、ミスはまったくありませんでした。さすがプロです!でも確認はずっとしていました。

あとは下がり天井の幅やスイッチやリモコンの位置や高さなど、現地で確認しないと図面で分かりにくい部分については、その場で確認の上、使いやすくなる位置に変更をしてもらいました。工事後に変更してもらうのは大工さんの2度手間になるから心苦しいし、費用が発生してくることもある。もっと言えば変更ができないこともあります。

こりんまま

私の身長が低いのもあってリモコンに位置や配置を現地で確認しながらとりつけしてもらったわ。今生活していて不便を感じることもなく、すごく使いやすいわ。

ももちゃん

ガラスボードとリモコンの位置も考えながら使いやすい位置に取り付けてもらったよ!

現場をマメに確認していてよかったこと

ここまでは確認しなくてもなんのトラブルもなく家が完成。別に現地に足運ばなくてもいい家建ったよなとも思う時もあるくらいでした。しかしこの確認の習慣が外構工事でいい結果を産むことになります!

外構工事がはじまり玄関ポーチをはることになります。いつものように届いた商品(タイル)を見てみると・・・なぜか2色のタイルが準備してある。明らかに違いました。すぐに外構業者さんに確認。

こりんまま

タイルの色って2色(白、茶)おいてありますが白色1色で注文していたはずだったけど、確認お願いします。

ぽんぱぱ

どうやらトラックに荷物運ぶときに置いてあった商品が違っていたみたいだね!家に届く荷物ってたくさんある中の一つに過ぎないからそんなことってありえるよね!タイル張る前でよかったね!

これもしもタイル2色を張り終わった後に気づいたらどうなってたんだろう?と思うと心苦しいです。やり直しすると工期も長くなるし、いったん壊して間違ったタイルを廃棄する様子に心も痛みます。事前に防げることについては防ぐことってして損はありません。

大工さんや外構屋さんも現地に来てくれた方が作業前に不安な部分も解消できるし、あとからやり直しよりお互い気持ちがいい、とおっしゃっていました。

もちろん仕事だからきちんとやり直しするのは当然ですが、業者さんも同じ人間ですのでモチベーションって下がる気がします。そこはプロだから、そちらが間違えたのだからやり直しをさせるのは当然だろうという考え方もありますし、内容によっては許せないこともあるでしょう!
でもね・・・私は人に対してできる限り同じ人として優しくありたいと思います。

大切な事はチームの一員となってミスをカバーすることによってお互いが気持ち良く家づくりをすることだと思います。
別にお金払ってるし、そこまでしなくてもいいよね?ミスはあなたが悪いよね?言われたらそれまでの話です。

でも、皆さん社会人として仕事をしていて、1度はミスをしたことってあるかと思います。それって職場内でカバーしあいませんか?それと同じように思って対応していました。

毎日お茶やお菓子を差し入れして、現地でお話したことは、今となってはいい思い出です。

※仕事で来ているのにお茶を出す必要なんてない、と考える方がいるかもしれません。でも、寒い中頑張ってくれている労いの気持ちを伝えながら、リラックスして話をすることにより、現場の施工担当から見た意見も色々聞くことが出来ました。特に外構工事では現場判断での変更も多く、しっかりとコミュニケーションをとることで、より見た目もよく、使いやすいものを提案してもらい、作り上げることが出来ました
差し入れにかかる金額はかかっても数千円ですし、自分も楽しんでいたのでそれでいいと思っています。

現場が遠い方、お仕事が忙しくて現場に行けない方色々な方がいるかと思いますが、休みの日に時間を作って現地に足を運んでみると計画していた以上に快適な空間になるのかもしれません。

まとめ

きちんとした住宅会社を選べば、施主力とか考えなくても家は建つと思います。

でも、私たちの体験は、住宅会社を決める、仕様の打合せ中、工事中、それぞれの段階で住宅会社に丸投げするのではなく施主も主体的に考えて、チームの一員となって一緒に協力して家を作っていく姿勢を大切にしていました。

既製品の服や家電を買うときでも、自分たちの希望を伝えて、気持ちよくコミュニケーションをとって親切な店員さんから買いたいと私たちは思っています。既製品でない一点ものの注文住宅だと、なおさらこの姿勢が大切だと思います。

ここまで書いてきた通り、自分たちが一生懸命考えること、住宅会社さんと良好にコミュニケーションをとっていくことによって、住宅会社と自分たちの提案が組み合わさって、より満足な家を建てることが出来ました。結果的にはそれを「施主力」というのではないかと思いました。

こりんまま

人の熱意って意外と相手にも伝わるような気がします。住宅会社さんからの提案と自分の希望を丁寧に伝えることがより満足の高い家作りができるのではないかとこの一年住んでみて思いました。

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